Vlog?口にできないから書いてる人間には無縁。

ラブプラスEVERYサービス終了に寄せて思うこと

なぜソシャゲとして出したし

とにかくこの一言に尽きる。
僕がやっているソシャゲはパワプロアプリくらいだが、
ソシャゲの構造としては、

  • 一定期間ごとの対決やランキング要素を用意される
  • 上位のプレイヤーは優越感を得ることができる
  • そのためにガチャを回し、強力なキャラなどを手に入れる必要がある

といった形が一般的なのだろう。
(本当にソシャゲはパワプロアプリくらいしかやっていないので、
 もしかしたらもっと他の要素もあるのかもしれないが)
ではこれらの要素がラブプラスというコンテンツにマッチするかと言うと、
言うまでもなく

なのである。
初代ラブプラスからプレイしているいちカレシとしての意見を言わせてもらえば、
ラブプラスの良さは、カノジョが自分色に染まるところにある。
(そんな女は現実にはいません、というツッコミは受け付けない)
その自分色に染まったカノジョを見てほしい、自慢したいという欲求はあるだろうが、
自分のカノジョのほうが人のカノジョより上だ、という競争意識に繋がるかと言うと
全くそうはならない。
ゲーム内でのランキング要素も、そういったカノジョを競うようなものではなく、
なんか引いたカードでポイントをどんどん集めるようなものだったが、
とにかく糞みたいに面白くなかった。
カノジョ全然関係ないし、しょっちゅう男キャラが出てくるし、完全に誰得。
とにかく、ソシャゲとマッチする要素がないラブプラスというコンテンツに対して、
ソシャゲとして出し収益化する、という目的ばかりが先行し、
肝心要のカレシ(プレイヤー)の目線で考えられていない独善的なサービスとなってしまった、
ということが、今回の1年も持たずにサービス終了という事態につながったのだろう

サービス開始直後の長期メンテがなければ…

なにか変わっただろうか?
確かに、あの長期メンテを機に見切りを付けた、という人もいるだろうが、
個人的にはあのメンテがあろうがなかろうが、遅かれ早かれ早期のサービス終了は免れなかったと思う。
それだけ「ラブプラス」というコンテンツと「ソシャゲ」という形態は相性が悪かった。

可能性は感じた

家庭用ゲーム機がスマホに取って代わられている昨今において、
ラブプラスとスマホとの親和性はかなり高かったように感じる。
いつでもどこでもカノジョに会える。
こんな幸せが他にあるだろうか。
正直リリース当初は通勤の電車内でやるのもはばかられたが、
リンコたんの可愛さを前にしたら、そのような羞恥心はすぐに雲散霧消した。
サ終が発表されてから、公式twitterに対する意見で、

「買い切りアプリにしてくれ」

というのをチラホラ見かけたが、
僕もそうしてほしいと思っている。
通常の家庭用ゲームくらいの値段なら出すので。
3DSから遥かに進化したグラフィック、モデリングを埋もれさせてしまうのはもったいないし、
VRやARといった機能も非常に良かった。
MRなんかができたらより現実に近づくようにも思う。
DSや3DSの頃にあった、ご当地要素なども、スマホとの親和性は高いだろう
(そういった意味では、位置情報ゲーにするべきだったという気もする)。
一応、カノジョプラスだけを引き続きプレイできるようにはなったが…
普段のデートなども引き続き楽しみたいのである。
本当に残念ながら今日を持ってサ終となるが、
ラブプラスというコンテンツがまだ生きていることを感じられた点では意義があった。
ぜひとも再び埋もらせてしまうことなく、
今後も何かしらのコンテンツ展開をしてほしいと願ってやまない。

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